Results

11月5日にオーストラリアから帰国。検疫を終えた後、短期放牧を経て12月4日に帰厩し、有馬記念へ向けて調整を進めていきましたが、2週続けて追い切りで三浦皇成騎手に癖や状態を確認してもらい、力を出せる状態に仕上がりました。ゲートが開く時に立ち上がってしまい、後方から。道中は折り合いをつけてじっくり構え、終いに賭けましたが、落ち着いた流れでなかなか前が止まらず11着。このメンバーでもうまく噛み合えばと思っていましたが、残念ながら良さを出し切れませんした。

前走後は短期放牧を挟んで調整しましたが、順調に乗り込んでいい状態でした。ソロッと行かせて後方から。折り合いがつきそうな感じでしたが、途中からキックバックでエキサイトしてしまい、道中は行きたがるのをなだめる形になりました。それでも直線は狭いところを割って最後までしっかり伸びましたが、４着まで。引退レースを勝利で飾れなかったのは残念ですが、鼻出血を発症しながらもよく頑張ってくれました。２歳時からトップクラスで走り続け、17戦5勝。マイルＣＳなど重賞で4勝を挙げ、厩舎の中心的存在の1頭でした。淋しい気持ちはありますが、無事に競走生活を終え、種牡馬入りすることができたのは何よりでした。次のステージでも活躍してくれることを願います。