Results

スワーヴドンと同様に7月末に入厩し、入念に乗り込んできました。気性的にはまだ幼い面を残していましたが、調教ではそういう面を出さず、しっかり動いていました。
スタートが良く、その気ならハナにも行けましたが、行きたい馬を行かせて好位から。ペースが遅かったので前半は少し行きたがる素振りを見せていましたが、そこをグッと我慢させて追走。コーナーワークもスムーズでした。4角手前からゆっくりと前に取りついていき、直線に向いて一旦先頭に立ちましたが、最後は伸び負けして3着。いい目標になったこともあって踏ん張り切れませんでしたが、初戦とすれば決して悪くない内容でした。

ダービー後は放牧に出してしっかり疲れを取り、リフレッシュな状態で8月下旬に帰厩。いい夏休みとなって春より全体にしっかりしてきました。思い通りの調整ができて当日も気負い過ぎず、秋緒戦とすれば申し分のない仕上がりでした。
ジワッと行かせて4番手。1角あたりでは少し行きたがる素振りを見せていましたが、内に入れて前に壁を作ると我慢させることができました。ペースが遅くても動くに動けませんでしたが、直線に向いた時も勝ち馬の後ろで手応え十分。満を持して追い出しましたが、アッサリ振り切られて2着。今回は相手が強過ぎました。しかし、スローペースで我慢できたことは距離が延びる菊花賞のことを考えればいい経験になったはずです。

7月末に栗東に入厩し、そこから時間をかけてジックリと乗り込んできました。調教を積む毎に動きも良くなり、初戦から力を出せる仕上がりでした。
スタートの反応は若干遅れましたが、軽く仕掛けて好位へ。コーナーでは少し外に張っていましたが、道中も手応え良く追走できました。持ったままで直線に向き、タイミングを計って追い出し開始。すぐに反応しなかった分、一旦内外から出られましたが、ゴール前でグイッと伸びて2着。勝ち馬が一枚上でしたが、初戦からセンスのあるところを見せてくれました。