Results

オークス後はノーザンファームしがらきで春の疲れを取って英気を養い、8月中旬に栗東に帰厩。体がしっかりしていい夏休みになりました。当日暑かった影響で想定していた以上に体重が減ってしまいましたが、パドックでは落ち着きがあり、返し馬もスムーズ。いい仕上がりで秋緒戦を迎えることができました。
スタートが良過ぎたこともあって序盤は行きたがる素振りを見せていましたが、他馬を先にやって馬込みに入れ、道中は何とか我慢させて追走。動きにくい形のまま直線に向いたので外の馬をやり過ごしてから外へ。上がりの速い流れで前も止まらなかったのでジリジリとしか差が詰まりませんでしたが、ゴール寸前でキッチリ捉えました。厳しい展開になりながらもいい結果を出せたのは何よりでした。課題も見つかりましたが、しっかり修正してよりいい状態で秋華賞に臨めるように努めます。

ゲート試験は3月に合格していたので早い時期にデビューするプランもありましたが、無理はせずにしっかりするのを待って調整を進めました。8月上旬に帰厩してからフェアレストアイルと同様にしっかり乗り込み、いい状態に仕上がりました。
周囲の出方を窺いながらジワッと行かせて好位。これからのことを考えて道中は敢えて馬込みに入れましたが、折り合いもついて上手に走っていました。急激にペースが上がったところでもあって直線入り口では少しモタモタしていましたが、外に持ち出してエンジンがかかるとグイグイ伸びて一気に差し切りました。反応するまでにタイムラグがありましたが、かなり上がりの速い流れだったことを考えるといい決め手があります。この馬もまだまだ成長の余地があるので今後が楽しみです。