Results

前走後は放牧に出してリフレッシュを図り、10月上旬に帰厩。調教でも徐々に反抗するような面が解消してきたので以前よりしっかり負荷をかけて乗り込んできました。
スタートが決まり、出脚も良かったのでスッとハナへ。突かれる形になって道中はペースを落とすことができませんでしたが、直線で勝ち馬に交わされてからもバタッと止まらずに2着を確保。昇級戦で1800ｍも初めてでしたが、いい内容でメドを立てることができました。

安田記念で大きな不利を受けてバランスを崩したダメージがあったので時間をかけてじっくりと立て直しを図りました。しばらくは在厩して調整し、十分にケアしてから7月下旬に放牧へ。日程を逆算して9月3日に帰厩しましたが、徐々にピッチを上げながら順調に乗り込んで力を出せる状態に仕上がりました。
出たなりでジワッと好位へ。2角の入りもスムーズで道中は馬込みに入れ、少し抑えるくらいで手応え良く追走できました。4角で外に出してゆっくりと前に取りついていき、タイミングを計って追い出し開始。残り300ｍあたりで先頭に立ちかけたところをアーモンドアイに内から抜け出されましたが、最後までしっかり走って2着。今回は勝ち馬が強過ぎましたが、いいレースをして力のあるところを見せてくれました。

神戸新聞杯後は在厩して調整。回復も早かったのですが、しっかり疲れを取ってから立ち上げ、順調に乗り込むことができました。1度使って身のこなしに切れが出て期待通りに良くなり、体調面に関しては申し分のない状態でした。
スタートが決まり、周囲の様子を窺いながらジワッと好位へ。ポイントになる最初の坂の下りをうまく我慢することができたので道中は折り合ってリズム良く追走できました。2周目の3角過ぎからジワッと差を詰めてき、4角手前から本格的にスパート。残り300ｍあたりで先頭に立ちかけましたが、最後は伸び負けして3着。いい状態で臨むことができてレースもうまくいきましたが、もうひと伸びが利かなかったあたりは距離なのかもしれません。人気に応えられなかったのは残念ですが、この馬自身は3冠レースにすべて出走して②③③着とよく頑張ってくれました。まだ成長の余地があるのでこれからに期待します。