Results

阪神牝馬S後は在厩して調整しましたが、大きなダメージはなかったのですぐに乗り出してスムーズに調整できました。東京までの遠征があるので実質的な追い切りは日曜日に済ませ、直前は息を整える程度。当日は馬体も絞れて動ける状態に仕上がりました。
スタートが良くてスッと先行。すぐに折り合いもつき、道中は好位直後の内で手応え良く追走できました。抑えたままで直線に向き、残り400ｍ手前から追い出し開始。勝ったアーモンドアイは次元の違う脚でしたが、最後までジワジワ伸びて5着。これまで経験したことのない高速決着でしたが、2着とは1馬身ほどの差。決して悪い内容ではなく、自身は上手なレースをしてくれました。

中2週になるので引き続き在厩して調整しましたが、回復が早かったので乗り込みは順調。馬体の張りが良くなり、体調は一段と上向いていました。
外枠だったので内の様子を見ながらジワッと行かせて3番手。すぐに折り合いもつき、道中はこの馬のリズムを守ってマイペースで追走。4角手前から促して追い上げていき、直線もジワジワ伸びましたが、目の前にいた勝ち馬との差がなかなか詰まらず2着。いいレースができましたが、馬場が渋っていた分、切れ味を削がれました。

前走後は2週間ほどの短期放牧を挟みましたが、順調に乗り込んでいい状態を維持していました。
内枠だったのでステッキを入れて先行。行き切ることはできませんでしたが、道中は好位の内で手応え良く追走。初めて泥を被る形になっても、まったく問題ありませんでした。勝負どころから仕掛けて離されないようについていき、直線入り口でうまく外へ。そこからも渋太く脚を使いましたが、前も止まらず3着まで。パサパサで力のいる馬場が理想でしたが、速い時計の決着にも対応して収穫のある内容でした。