Results

前走後は短期放牧を挟んで調整しましたが、うまくガス抜きができて動きも良くなり、前走以上の状態でした。課題のひとつだったゲートはうまくいかず、いいポジションを取ることができませんでしたが、道中はうまく我慢させ、折り合って追走できました。内に入れていたので動きにくい形のまま直線に向きましたが、直線は狭いところを割ってしっかり伸び、ゴールできっちり差し切ってくれました。まだゲートが安定しませんが、徐々に去勢の効果が表れてきましたし、ためれば切れる脚を使えることを示してくれました。まだ良くなる余地があるので今後が楽しみです。

前走後は2週間ほどの放牧を挟んで調整。順調に乗り込んで力を出せる状態に仕上がりました。阪神も当日輸送も初めてでしたが、落ち着きがあって平常心で臨むことができました。ジワッと行かせて中位のやや前。先行集団の直後で折り合いをつけ、しかも包まれることがなかったので理想的なレース運びができました。直線入り口で外に出しましたが、この時点でも手応えは十分。ひと呼吸入れてから追い出し、一気に突き抜けました。前走のアルテミスＳはうまくいかず、悔しい思いをしましたが、今回は申し分のないレースぶりでこの馬の良さをしっかり出すことができました。2歳の最大目標としていたタイトルを取ることができ、来年にも楽しみが膨らみました。