Results

前走後はリフレッシュを図るために放牧に出していましたが、4月上旬に帰厩。体調が上向くまで焦らずに調整してきたので時間がかかりましたが、緒戦から走れる状態に仕上がりました。
仕掛けて中団。向正面で寄られて少しポジションが下がり、道中は砂を被る形でフワフワしていました。そのため、ところどころで気合をつけながらの追走になり、勝負どころでの反応も今ひとつ。直線に向いてもすぐにはエンジンがかかりませんでしたが、１ハロン標過ぎに併せ馬の形になるとしっかり伸びて2着。力のあるところを見せることができました。

桜花賞後は２週間ほどの短期放牧を挟んで調整。今回は長距離輸送があるので1週前の日曜日にしっかり負荷をかけ、直前は反応を確かめる程度でしたが、ここまで思い通りの調整ができ、引き続きいい状態でレースに向かうことができました。
アオり気味のスタートで若干遅れましたが、もともと行く気もなく、ソロッと行かせて中団のやや後ろから。すぐに折り合いもついて道中はリズム良く追走できました。勝負どころも手応え良くついて回り、直線入り口で外へ。最後まで集中力を切らさず、しっかり脚を使いました。この馬のポテンシャルを考えれば４着でも満足できる結果ではありませんが、良馬場なら違う、というところを見せることができました。ひと夏を越して成長してくれることを期待します。

桜花賞後は引続き在厩して調整。しっかりと疲れを取ってから立ち上げ、順調に乗り込んできました。調教の動きも良く、馬体も回復して出発前は４６０キロ。いい状態で東京に向かうことができましたが、輸送で想定以上に体が減ったのが誤算でした。
仕掛けて先行。前半は好位の内で折り合いをつけてマイペースで追走していましたが、3角手前で少し外に出して早目に２番手へ。直線に向いてから追い出し、残り４００ｍあたりでは一旦先頭。そこからもうひと伸びが利かず、最後は止まってしまいましたが、正攻法で勝ちに行ってのものなので仕方ありません。初めて崩れましたが、ここまでよく頑張ってくれました。ひと区切りついたのでしっかり充電して秋に備えたいと思います。