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今週から西のステージは阪神から中京に変わり、東では引き続きの東京と、春の新潟競馬が開幕、3場での競馬開催となります。
東京競馬場では今週から５週連続のGⅠ開催。その幕開けは、第27回を迎えるNHKマイルカップが日曜メインで行われます。
ここには我が厩舎からセリフォス号が、福永祐一騎手を新たなコンビに迎え、３歳マイルのチャンプの座をかけて挑戦いたします。昨年暮れの朝日杯2着のあとは充分すぎるくらいにしっかりと疲れを癒し、長い休み明けとはいえ、彼が競走で、その高いポテンシャルを発揮できるように、4月1日の帰厩から丹念に、そして丁寧に、この競走を目標に調整してきました。

強いメンバーの中で、セリフォス号が持つパフォーマンスで3歳マイル王の座に輝けるように福永祐一騎手にその手綱を託します。
一方の新潟では日曜メインの第44回新潟大賞典にカイザーバローズ号がスタンバイ。
前走は目の覚めるような末脚で同着とはいえ、きっちりと勝ちきったところから、初の重賞タイトルを掴む大きな期待を込めて、津村明秀騎手に託します。
また土曜東京メインの、ダービートライアル、プリンシパルステークスにはグランディア号が戸崎圭太騎手とのタッグで出走。日本ダービーへの最後の切符を目指してのエントリーです。

ほかにも、中京に2頭、新潟は3頭と、合計7頭の布陣で今週の開催を迎えます。お客様の入場数も少しずつ増え、未だ続くコロナ禍ではありますが、GⅠだけでなくどの競走も、目標としたレースを仕留めるという、我が厩舎のモットーをしっかり披露したいところです。